2024年の 権利付最終日 が間もなく
こんにちは、しかじかブログのしかちゃんです。気が付くと時はすでに3月末…。多くの日本企業が優待権利確定月にしている、”3月”になりましたね! 配当金・株主優待を狙った売り買いも激しく、権利付最終日 はビックイベントの1つとして大きな変動があると予想されます。
今回は、3月の 権利付最終日 の前後で株価がどう変動してきたのかを追っていきたいと思います。
最近よく株主優待とかの話を聞くけど、株主優待をもらうにはいつ買ったらいいのかな?
株主優待や配当金の権利を得るためには、 権利付最終日 (2024年3月27日(水))の大引け時点(取引終了時点)で現物株式を保有していればOKだよ。でも、売買のタイミングには、気を付ける必要があるかも。
権利付最終日 の大引け時点が獲得条件
2024年の権利付最終日は多くの場合、3月27日(水)です。
ただし全ての銘柄が2024年3月27日(水)ではなく、優待権利確定月が3月以外だったり、3月でも15日や20日が権利確定日となる銘柄があります。銘柄により権利付最終日が違いますのでご注意ください。
株主優待や配当金の権利を得るためには、権利付最終日の大引け時点(取引終了時点)で現物株式を保有していれば大丈夫です。すなわち、3月27日の権利付最終日に保有していることが条件で、翌日の3月28日の権利落ち日に株を売っても、3月末の権利を獲得できます♪
権利付最終日前後は波乱の展開…?
権利獲得のためには、どこかのタイミングで株を取得する必要がありますが、焦って直前に買うのは、
注意かもしれません。
”メスしか調べ”になりますが、3月の権利付最終日の前後で日経平均株価がどれくらい上昇・下落しているのか以下の図で表してみました。
期間:2015年~2023年の3月権利付最終日前後
データ:Yahoo ファイナンスの日経平均株価データを使用しています。
数字:前日からの日経平均株価データの差
ここから権利付最終日の前日取引では株価が上昇する可能性が高いことがわかります。
権利付最終日の終了時点で取得していれば大丈夫ですので、
少し落ち着いた権利付最終日に購入という手も良いかもしれませんね。
ただし、権利付最終日の後では、日経平均株価の下がり傾向が見て取れますので、
株主優待・配当は諦め、権利付最終日後の下がったタイミングで株を取得してキャピタルゲインを狙うという手法も有効かと思います。
・株主優待や配当金の権利を得るためには、「権利付最終日」(2024年3月27日(水))の
大引け時点(取引終了時点)で現物株式を保有していることが条件
・「権利付最終日」の前日取引では株価が上昇する可能性が高いので、
売買のタイミングには、気を付けよう。
※本記事は株の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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